唯の、フォーカシング体験記 2-1
〜もうひとつあります 体験記1 〜

【フォーカシング時の心境や背景】
・この体験は、1の体験記よりあと、フォーカシングの講座に参加中(3日間のうちの2日目)のときのものです。

 このときは私にはあまり気掛かりや悩みなどがなく、参加していた講座の空気もとても心地よく感じられていたので、心の状態としては上々でした。身体は多少疲れていたかもしれないのですが、痛みや苦痛を感じる部位もなく、とりたてて気になる点もありませんでした。

 言ってみれば、講座でなければ、特に自分から能動的にフォーカシングをしてみたくなるような心境でも体調でもなかったのでした。順番が回ってきたから…、みたいな感じ。「今やっても、私の中にフェルトセンスなんてあるかなあ?」という気持ちではじめたわけですが…(^^) 


〔導入〜頭部後方に…〕
 特に気掛かりはなかったので、「とりあえず身体の点検でもしてみるか」というような気持ちで身体を聴いていきました。ひととおり全身を点検してみたけれど、特に何処かに何かというようなものはなく、「あ〜やっぱり何もないよぉ」と感じつつも、「もうちょっと静かに、ゆっくりと、聴いてみよう」と、“耳をすます”ような心持ちで静かな気持ちに入っていってみました。
 しばらくしたら、なんとなくかすかに、私に声をかけるようなものを、後頭部に感じました。それは後頭部に『居た』のではなくて、もっと遠く後ろから、後頭部に声をかけてくるような感じです。

「何か、言ってるような気がする」。そう思って、また静かに、その声を聞き取ろうと“耳をすまし”てみました。

 実はこのとき、私はとても怖かった。根拠はないけど、きっと声は私を責めるのだろう、あるは何かを急かすとか、強いるとか、「そんなんじゃダメだ、こうしなければ」と私を指導しようとするとか、そういった類いの声だろうとどこかで思っていたので。前回のフォーカシング(体験記1)で、最後に批評的な声を聞いたので、それかも?という疑いもありました。
 でも先入観を持ってしまうとフェルトセンスが私に近付いてこられなくなるような気がしたので、「いかんいかん」と、“目をこらし”て“耳をすます”ような気持ちで、その声を待ってみました。すると…

つづく→

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